NEC、携帯各社のFMC/内線サービスに対応した携帯電話活用ソリューション


 日本電気株式会社は7月17日、FMC(Fixed Mobile Convergence)ソリューション「UNIVERGE ユニファイドケータイソリューション」を発表した。同日より販売活動を開始する。

 UNIVERGE ユニファイドケータイソリューションは、ソフトバンクのホワイトオフィス、KDDIのビジネスコールダイレクト、ウィルコムのW-VPNといったFMC/内線サービスと、同社のコミュニケーションサーバー「UNIVERGE SV8000シリーズ」を組み合わせることで、携帯電話間・固定電話と携帯電話間の内線通話を実現するFMCソリューション。

 各社の携帯電話を内線電話として利用することができるほか、携帯電話から企業内システムへのアクセス機能を提供する「UNIVERGEケータイポータル」との連携機能も提供。自席PCから携帯電話発信が行えるほか、携帯電話からの転送やピックアップといった内線機能も利用できる。

 500ユーザー構成(中大容量コミュニケーションサーバーSV8500本体、固定電話200台含む、携帯300ユーザーライセンス)の価格は1700万円(税別)から。今後2年間で1500システムの導入を目指すとしている。



(福浦 一広)

2009/7/17 12:35