日本HP、ランニングコストに優れたビジネス向けインクジェットプリンタ


HP Officejet 6000

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は7月22日、SOHOや小規模環境に向けたビジネスインクジェットプリンタ「HP Officejet 6000」を発表した。直販価格は9870円の予定。

 HP Officejet 6000は、A4対応のカラーインクジェットプリンタ。インクは4色独立タイプで、黒のみ顔料系インクを採用する。黒のインクカートリッジは標準タイプに加えて大容量タイプも用意しており、同価格帯ではもっとも安いという、A4カラー文書7.6円/枚の低ランニングコストを実現した。また、省エネルギー制度「国際エネルギースター」の新基準に適合し、低価格帯のレーザープリンタと比べて約40%省電力となっている。

 インターフェイスはUSB 2.0と100BASE-TX/10BASE-Tポートを搭載し、1万円を切る低価格モデルながら、ネットワークに対応した。印刷速度はモノクロ32枚/分、カラー31枚/分。最速モード利用時についても、「ビジネスでの実用に耐える品質を実現している」(同社)という。

 給紙容量は250枚で、前面から給紙するタイプのトレーを採用している。


(石井 一志)

2009/7/22 11:30