NTT Com、OCNユーザー企業向けの統合セキュリティゲートウェイサービス


 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は7月22日、UTM機器を利用した総合セキュリティ対策サービス「OCNセキュリティゲートウェイ」を発表した。OCNブランドで提供する企業向けインターネット接続サービスのユーザーを対象に、7月23日より提供開始する。

 OCNセキュリティゲートウェイは、NTT Comの企業向けインターネット接続回線ユーザーを対象に、セキュリティ対策をワンストップで提供するサービス。ファイアウォール機能のみならず、ウイルス対策やIDS/IPS、URLフィルタリングなどを備えたUTM機器とその運用・保守をパッケージサービスとして提供する。

 機器の設定・運用・保守、ログの定期レポートの提供と、その内容についての問い合わせ受付といったセキュリティに関するサポートは、NTT Comセキュリティオペレーションセンターが24時間態勢で対応。また企業向けのインターネット接続サービスとワンストップで提供することから、顧客企業の運用負荷を削減できるとしている。

 ラインアップとしては、ファイアウォールだけに絞った「ファイアウォールセット」と、基本的なセキュリティ機能をセットにした「ベーシックセット」を用意する。月額利用料はそれぞれ1万5750円、1万9215円で、このほか、初期費用が6万5100円からとなっている。


(石井 一志)

2009/7/22 16:51