富士通北陸システムズ、Oracle DB向けの情報ライフサイクル管理支援サービス


 株式会社富士通北陸システムズは7月29日、Oracle Databaseのユーザー向けに、「データ管理コスト削減ソリューション(ILM)」を同日より提供開始すると発表した。

 「データ管理コスト削減ソリューション(ILM)」は、Oracle Databaseの情報ライフサイクル管理(ILM)を実現するソリューション。Oracle Databaseが持つソフトウェアの機能と、富士通製ストレージ「ETERNUS」の機能を組み合わせ、効果的なILMを実現するという。

 具体的には、重要度やアクセス頻度、保存期間といったデータごとの特性をもとに、ストレージ内でデータベースの最適な配置を実施し、効果的な情報活用と、ストレージの効率的な利用を行えるようにする。ユーザーはこれによって、ストレージコストや管理コストなどを削減可能。富士通北陸システムズでは、特に、数TBから数十TBクラスの大規模データベースを管理しているユーザーに効果的としている。

 サービスメニューとしては、無償の「ILMアセスメントサービス」に加えて、「ILM方式設計サービス」「ILM環境構築サービス」の両有償サービスを用意する。価格は、ILM方式設計サービスが250万円から、ILM環境構築サービスが200万円から。富士通北陸システムズでは、今後1年間で3億円の売り上げを目標としている。




(石井 一志)

2009/7/29 18:11