東京エレクトロンデバイス、ファイルサーバーのアセスメントサービス-9月まで無償


 東京エレクトロンデバイス株式会社は7月30日、ファイルサーバーの利用状況を調査し最適化を支援する「ファイルサーバーアセスメントサービス」を発表した。同日より提供を開始する。

 今回発表されたファイルサーバーアセスメントサービスは、ファイルサーバー内のディレクトリ階層やファイルの状況を調査・分析するアセスメントサービス。業務別・部門別のストレージコストやリソースの利用状況を把握できるので、データの階層管理によるストレージコストの削減、安価なサーバーへのリプレースなどの検討材料に利用できると同社では説明している。

 提供されるサービスは、1)現在の運用に関するヒアリング、2)サービス適用構成のヒアリングと設計支援、3)調査・分析、4)分析結果のご報告・問題点の抽出、5)システム最適化のための支援。提供されるレポートは、1)統計サマリー(ファイル数、ディレクトリ数、キャパシティ、階層など)、2)ヒストグラム(ファイルサイズ、修正時間、アクセス時間)、3)属性別の統計(所有者別、ファイルシステムのパス別、ファイル拡張子別)、4)ファイルシステムのディレクトリレベル統計情報(トータルファイル数、トータルディレクトリ)、5)既存のストレージ容量の圧縮効果の測定結果。

 なお同社では、サービス開始キャンペーンとして、9月30日まで同サービスを無償で提供するとしている。



(福浦 一広)

2009/7/30 12:11