ソフトブレーン子会社、シンクライアントに付加価値を提供する管理ツール


 ソフトブレーン・インテグレーション株式会社は7月30日、営業担当向けのシンクライアントサービス「ビジネス・ゲート・プレミア」の管理ツールとして「BGPセンター」を発表した。

 ビジネス・ゲート・プレミアは、月額980円から使えるシンクライアントソリューション。社内の自席のPCをリモートデスクトップで利用でき、外出先から社内PCと同様の業務が行えるほか、情報漏えいの心配が少ないのが特徴となる。

 BGPセンターは、同ソリューションの統合管理ソフト。管理者のPCにインストールすることで、営業担当PCの利用状況が一元的に管理できるだけでなく、「遠隔から管理PCのMACアドレスを自動収集する機能」「遠隔から電源をON/OFFする機能」「管理者が承認した場合のみシンクライアントサービスを利用可能にする機能」「利用者が現在シンクライアントに接続しているかどうかを検出する機能」などを搭載。最大1000台までのPCを遠隔管理できる。

 管理者PCにインストールだけで利用可能で、ほかにデータベースやミドルウェアは一切不要。ネットワークセグメントを越えてリモートPCの各種情報を収集・管理でき、リモートPC側にエージェントを導入する必要もない。このため、安価で手軽なほか、ビジネス・ゲート・プレミアを利用していないPCやサーバーの管理にも流用可能とのこと。

 BGPセンターの価格は、21万7000円(税別)/PC、年間保守料が4万2400円(同)。同社では、2009年度内に50社への販売を見込む。


(川島 弘之)

2009/7/30 13:46