日本IBM、IT資産管理ソフト新版-ソフトウェアライセンス管理機能を追加
日本アイ・ビー・エム株式会社は7月31日、IT資産管理ソフトの新版「IBM Tivoli Asset Management for IT V7.2(以下、TAM for IT V7.2)」「IBM Tivoli Asset Discovery for z/OS V7.2(以下、TAD for z/OS V7.2 )」を発表した。
TAM for IT V7.2は、企業が持つあらゆるIT資産を、初期要求から承認・調達・契約・受領・導入・設置・移動・追加・変更・廃棄までのライフサイクル全体を通して効率的に追跡管理する製品。新版では、新たにソフトウェアライセンス管理機能を追加。ライセンスの使用許諾と現状の比較、過不足確認などの管理も可能となっている。価格は81万900円(税別)。なお、管理されるサーバー側に「Tivoli Asset Discovery for Distributed V7.2」が必要。8月1日より提供を開始する。
TAD for z/OS V7.2は、同社メインフレーム向け独自OSの「z/OS」と、そのアプリケーションの使用量をモニタリングできる製品。同製品を活用することで、z/OS製品の使用状況を可視化できるため、使用されなくなったz/OS製品を検出するなど過大な投資を抑制し、コスト削減に貢献できるとしている。そのほか、使用量がライセンス条件に準拠しているかどうかの判断も迅速に行えるので、法令順守への対応を強化するのにも有効。価格は、403万2000円(税別、IBM System z10 Enterprise Class(2097-401)の場合)。8月14日より提供を開始する。
2009/7/31 15:00