ケータイからプロジェクトの課題を管理できる「Backlogモバイル版」


Backlogモバイル版画面例

 株式会社ヌーラボは8月3日、ケータイやiPhoneなどで利用できるプロジェクト管理ツール「Backlogモバイル版」を発表した。

 Backlogは、Web上でプロジェクトを一元管理する製品。インターネット環境があれば、「誰でも・いつでも・どこからでも」プロジェクト管理と課題管理が行える。ユーザーインターフェイスを彩るバラエティに富んだ300種類以上の絵文字機能をはじめ、親しみやすいデザインで、プロジェクトメンバー間のコミュニケーションをよりスムーズにする。課題管理機能のほか、ガントチャート、ファイル共有、バーンダウンチャートなどの機能も備え、個人用のToDo管理やバグトラッキングシステムなど、さまざまな目的で利用が可能。

 今回のBacklogモバイル版では、外出先からプロジェクト状況の確認、課題の登録や更新、Wikiの閲覧を可能にする。モバイル版でも「チームメンバー同士が会話をしている」感覚を重視し、ケータイの小さな画面でも使いやすいインターフェイスを実現。ユーザーアイコンは大きく表示され、ケータイとPCそれぞれの絵文字の相互変換なども可能としている。

 ケータイは国内3キャリアに対応。iPhoneもサポートする。

 また、Backlog本体のバージョンアップにより、GoogleカレンダーやiCalとの連携も実現。自分が担当する課題や予定をGoogleカレンダーやiCalで表示できるほか、Backlog側で更新した情報を、カレンダーソフト側にも自動的に反映してくれる。

 ライセンス体系は、「個人用」「スタンダード」「エンタープライズ」の3種類。個人用の「フリー」をはじめ、対応プロジェクト数・ユーザー数・アクセス制限・ファイル添付数などに応じて、多数のプランを用意している。価格例として、プロジェクト数・ユーザー数無制限、課題への添付ファイル数50個まで、Wikiへの添付ファイル数50個までの「スタンダード・マックス5」が、1万3650円/月(初期費用は別)。


(川島 弘之)

2009/8/3 15:26