米IBM、中国にビジネス分析導入支援センターを開設
米IBMは8月3日(中国時間)、ビジネス分析導入を支援する「China Analytics Solution Center」を中国に開設すると発表した。地元政府機関や企業に高度な事業分析機能を提供するもので、世界で3カ所目のセンターとなる。
China Analytics Solution Centerでは、IBMの分析・最適化技術を提供。ハードウェア、ソフトウェア、コンサルティング、研究開発を含む。当初スマートグリッド、高度なSCM、高度な交通・交通量管理、水資源管理にフォーカスし、地元政府や企業のニーズに応えるという。
同センターは、北京にあるChina Business Innovation Center内に設置する。分析・最適化、数学モデリング、ソフトウェア工学・アーキテクチャなどの分野の研究者やコンサルタントを中心に約300人を配置。その後の発展に応じて300人を増員する。将来、中国国内の別の都市に設置する計画もあるという。
IBMはAnalytics Solution Centerとして世界各地にビジネス分析センターのネットワークを構築中で、中国の開設は、6月のドイツ・ベルリン、7月の東京に次いで3番目となる。今後、英国、米国などにも設置し、合計で4000人体制にする計画だ。
2009/8/5 08:49