米Microsoft、リッチクライアントアプリ「Seahorse」を開発か


 米Microsoftの開発部門Live Labsは8月9日(米国時間)、リッチクライアントアプリケーション「Seahorse」(開発コード名)プロジェクトの開発者募集をブログに掲示した。精細画像データ表示技術「Seadragon」の姉妹プロジェクトとして、大量のビジュアルデータを扱う技術となるもようだ。

 ブログでは、Live LabsのV1プロダクトグループがSeahorseの開発に参加する開発者を募集。Seahorseのプロジェクトについて簡単に説明している。それによると、Seahorseは、Web、Webサービス、Seadragon視覚技術、クライアント側のドキュメントリッチアプリケーションと密に結びついた新しいリッチクライアントアプリを目指す。大量のリッチビジュアルデータを組織化、視覚化、保存、共有、消費する方法を再定義するという。

 Seadragonは、写真から3Dを作成する「Photosynth」、画像エンジン「Silverlight Deep Zoom」と「Seadragon Ajax」をベースとしたもので、SilverlightなしでもDeep Zoomコンテンツにアクセスできる技術。Microsoftは2006年に、同技術を開発したSeadragon Softwareを買収している。



(Infostand)

2009/8/11 08:50