監視ソフト「パトロールクラリス」、障害時の自動電話通知が可能に
アラートコールの仕組み |
株式会社コムスクエアは8月18日、エージェントレスによるサーバー・ネットワーク監視ソフト「パトロールクラリス」において、システム障害を検知した際に、担当者へ電話で自動発報するオプションサービス「アラートコール」を開発・追加した。
パトロールクラリスは、サーバー・ネットワークのあらゆる情報を監視し、システムの稼働状況を的確に把握する製品。監視対象機器へ何も入れないエージェントレス型を採用し、多種多様な機器、インフラで構成される企業内システム全体を一元管理できるのが特徴。
同製品に今回、障害発生を検知すると、システム担当者へ自動的に電話して通知するアラートコールを追加。従来の管理画面の目視やメール通知、警告灯の点滅よりも、確実に障害を把握できるようになり、そのまま気づかずに放置してしまう恐れを回避できるという。
仕組みとしては、パトロールクラリスのアラート通知方式の1つ「CGIキック」を活用。アラートコールシステムへCGIキックを実行できれば、パトロールクラリス以外の監視ソフトやWebサービスとの連携も可能となる。
また、指定時間を経過してもシステム担当者へ電話がつながらない場合は、事前に設定された二次担当者へ電話発報する機能も備える。
価格は、初期費用が5万円、月額費用が1万円。標準でアラートコール10回/月まで利用でき、11回目以降は500円/回の追加費用が発生する。
2009/8/18 16:45