米顧客満足度調査、米Appleと米Googleがそれぞれの部門でトップ


 米国の顧客満足度調査American Customer Satisfaction Index(ACSI)の2009年第2四半期の報告書が8月18日(米国時間)発表され、パーソナルコンピュータでは米Appleが、インターネットポータル/検索エンジンでは米Googleが顧客満足度スコアで首位を維持している。

 ACSIは、ミシガン大学で開発された指標をもとに同大が4半期ごとに企業に対する顧客満足度を発表。年間で計44の業種・200以上の企業を対象としている。

 第2四半期は、パーソナルコンピュータ部門で全体のスコアが2年ぶりに前年比1.4%上昇して75ポイントとなった。首位はAppleで84ポイント、次いで米Dellが75ポイントで2位、Gateway(台湾Acer)、HP(米Hewlet-Packard)、Compaq(同)の3ブランドは74ポイントで並んだ。Appleのスコアは前年比1.2%ダウンで、Compaqは同5.7%アップ。これについては、景気の影響で低価格PCへの需要が高まっているところにHPが安価なCompaq機種を投入したことが奏功した、と分析している。

 インターネットポータル/検索エンジン部門では、Googleが86ポイントで首位を維持。次いでYahoo!(77ポイント)、MSN(75ポイント)、Ask.com(74ポイント)、AOL(70ポイント)の順。AOLが前年から1ポイント増となった以外は、スコアに変動はない。全体のスコアは83ポイントで、前年比3.8%上昇した。



(Infostand)

2009/8/19 08:47