「Bing」のシェアが増加、米comScoreの7月度調査


 米comScoreは8月18日(米国時間)、2009年7月の米国検索エンジン市場の調査報告書を発表した。首位は6割超のシェアを持つGoogleだが、上位3位のうちMicrosoftだけが前月からシェアを拡大。6月にローンチした最新の検索エンジン「Bing」効果を見せた。

 調査は、米国での家庭、職場、大学での検索クエリ数を集計した。夏休みシーズンとなる7月、コア検索に対する検索クエリ数は135億7500万回で前月比3%減で、3カ月連続で減少した。

 コア検索のシェアは、Googleが64.7%でトップ。2位は19.3%のYahoo!、3位は8.9%のMicrosoftで順位に変動はない。前月比では、GoogleとYahoo!がともに前月比0.3ポイント減少したのに対し、Microsoftは同0.5ポイント増やした。

 サイト別では、「Google」「Yahoo!」はシェアを落としたが、「Bing」は前月比5%増だった。このほかに増加したサイトは、「Facebook」(前月比35%増)、「Craigslist.com」(同8%)、「eBay」(同5%)など。



(Infostand)

2009/8/20 09:00