運用支援機能を大幅強化、メール共有・管理システム「Maildealer 8.5」


 株式会社アイティーブーストは8月20日、メール共有・管理システムの新版「Maildealer Ver8.5」を発表した。

 Maildealerは、企業の代表メールアドレスに届く問い合わせメールを複数人のスタッフで共有し、効率よく対応できるようにするWeb型グループメーラー。グループメール共有・管理として、「メール処理状況管理」「緊急度設定」「未対応警告表示」といった機能を備えるほか、「メール作成・送信」「顧客管理」「検索」「セキュリティ」「ノウハウ共有」といった支援機能も搭載する。

 新版では、振り分け条件の確認機能を実装。メール閲覧画面にて、メールごとにどの振り分け条件が適用されているかが確認可能となり、意図しないフォルダにメールが振り分けられていた場合に変更しやすくなった。加えて、テンプレートのインポート・エクスポート機能、メール・電話検索画面での添付ファイル・コメント有無確認機能も新搭載。

 このほか、ユーザー・ゲストユーザー・操作権限一覧画面での「ユーザー検索機能」や「ページ送り機能」の追加、「アクセスログ表示設定可能期間の延長」、「承認履歴印刷機能」の追加など、運用を支援する多くの変更が加えられている。

 価格は、パッケージ版ソフトウェアライセンスが165万9000円。ASP(共用サーバー)版が初期費用5万2500円、月額費用2万1000円。ASP(専用サーバー)版が初期費用10万5000円、月額費用8万4000円。


(川島 弘之)

2009/8/21 14:33