オープンソースとMacユーザーはGoogleを支持―米Chitika調査


 オンライン広告会社の米Chitikaは8月21日(米国時間)、OSと検索エンジンの利用の関係についての調査結果を発表した。Googleは、Linuxユーザーで94.61%、Mac OSユーザーで93%のシェアを持ち、非Windowsユーザーの高い支持を集めていることが分かった。

 同社の広告ネットワークユーザーの検索エンジン利用状況をWindows、Mac、Linuxの各OS別に調べたもので、7月30日から8月16日の1億6321万件の検索を分析した。

 それによると、GoogleのシェアはLinux、Mac OSで9割を超える一方、Windowsユーザーでは78.54%にとどまった。逆にMicrosoftの「Bing」のシェアは、Windowsユーザーでは8.01%と2ケタに迫る勢いだったが、Mac OSユーザーで1.13%、Linuxユーザーで0.77%とふるわなかった。とくにLinuxユーザーでみると、BingはAsk(1.07%)よりもシェアが小さく、4位に甘んじている。

 またYahoo!のシェアは全OSとも2位で、Windowsユーザーで10.37%、Mac OSユーザーで4.96%、Linuxユーザーで3.48%だった。Chitikaは、Linuxユーザーの傾向を「Google支持でMicrosoft嫌い」と指摘している。



(Infostand)

2009/8/24 09:00