クレディスト、設計・解析系ツール向けライセンス管理ソフトをリニューアル
株式会社クレディストは9月1日、設計・解析系ツール向けライセンス管理ソフトの新版「ILD Monitor Java版」を販売開始すると発表した。大量に導入されたツールのライセンス使用状況をビジュアルに出力し、その使用状況を一目で確認できるという。
ILD Monitor Java版は、ライセンス管理製品「ILD Monitor Windows Access版」をリニューアルしたもの。CAD/CAM/CAE関係のアプリケーションやプログラム開発ツールなどに多く組み込まれているライセンス管理ツール「FLEXlm」のデバッグログを解析し、各アプリケーションの使用時間、最大使用ライセンス数、稼働率といった項目のレポートやCSVデータを作成できる。また、レポートはユーザーごと、ホストごとの使用時間を集計することも可能だ。
ILD Monitor Java版では、ライセンスファイルの読み込み機能が追加され、取り込まれたライセンスファイルのすべての情報を表示できるほか、指定された期間のサマリー表示にも対応。最大使用ライセンス数や稼働率のレポート機能とこの機能を併用することにより、レポートの精度向上も期待可能という。
また、コマンドラインからデバッグログのインポート、解析、レポート作成の各処理を実行する機能や、クロス集計レポートにおいてユーザー、ホストをグループ化する機能も追加されている。
なお、ライセンスは年間サブスクリプション方式を採用しており、価格は19万8000円/年から。クレディストでは、本年度に30契約を目標としている。
2009/9/2 12:11