OpenOffice.org、2件の脆弱性を修正したバージョン3.1.1を公開


 オープンソースのオフィス統合環境「OpenOffice.org」に脆弱性が発見され、修正版のバージョン3.1.1が公開された。日本語版も既に公開されており、OpenOffice.orgのサイトからダウンロードできる。

 Secuniaによれば、Microsoft Word文書の処理に関する2件の脆弱性が、OpenOffice.orgのバージョン3.1.0以前に存在。2件の脆弱性とも、特別に細工されたWordファイルを開いた場合に任意のコードを実行させられる危険があり、脆弱性の最大深刻度は5段階中で上から2番目の“Highly critical”としている。


(三柳 英樹)

2009/9/2 16:45