ふるまい検知技術を強化した「BitDefender 2010」シリーズ


初心者モードの画面

 株式会社サンブリッジソリューションズは、個人向けのセキュリティ対策ソフト「BitDefender 2010」シリーズを9月30日に発売する。今回のバージョンでは、ふるまい検知技術の強化やスキャンスピードの向上を図っている。

 「BitDefender 2010」シリーズはダウンロード販売のみで、1ユーザーにつきPC3台までインストールできる。価格は「BitDefender Total Security 2010」が6480円、「BitDefender Internet Security 2010」が4980円、「BitDefender Antivirus 2010」が3980円。対応OSはWindows 7/Vista/XP、Windows Home Server。

 「BitDefender 2010」シリーズでは、ふるまい検知技術を強化した「アクティブ・ウイルス・コントロール(AVC)」を搭載した。PC上のすべてのプログラムを常時監視し、悪意の疑いのある処理を検知してブロックする。

 また、スキャン機構が最適化され、安全と判定済みのファイルのスキャンはスキップするようになった。キャッシュとの組み合わせにより、BitDefender 2009に比べて半分以下の時間でスキャンを行うことができるという。

 このほか、ユーザビリティを強化。初級者向け、中級者向け、上級者向けの3種類のモードを用意する。ペアレンタルコントロールには、レポート機能を追加。これにより、保護者は子供の見ているWebサイトを確認できる。

ファイアウォールの設定ペアレンタルコントロールの設定





(野津 誠)

2009/9/4 16:37