仮想環境のリソース管理を可能にした「Asianux Server 3」新版
ミラクル・リナックス株式会社は9月7日、LinuxサーバーOSの機能強化版「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」を発表した。9月11日から提供開始する。
Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5は、日本・中国・韓国・ベトナム・タイで販売されるアジア発のLinuxブランド。新版では、Xeon 5500番台やクアッドコアOpteronに正式対応したほか、東芝のRAIDコントローラなど対応ハードウェアを大幅に拡充した。
また、監査ログを残す機能「Audit BASH」を追加するとともに、オープンソース統合監視ソフト「ZABBIX」を最新版(v1.6.4)にバージョンアップ。これにより、ホストOSから仮想化されたOSのリソース使用状況、電源状態なども監視することが可能となる。同社では「クラウドコンピューティング環境におけるシステム全体を一元的に監視できる」と訴求している。
価格は、3万7800円から。
2009/9/7 11:55