FCT、帳票のQRコード読み取りに特化したQRコード認識エンジン


 株式会社富士通コンピュータテクノロジーズ(FCT)は9月14日、組み込み製品向けのWindows版ライブラリ「REVORECTシリーズ QRデコーダ」を発表した。9月16日より販売を開始する。

 REVORECTシリーズ QRデコーダは、スキャナ入力した帳票イメージの任意の場所にあるQRコードを読み取る帳票専用のQRデコーダ。帳票全体のイメージからすべてのQRコードを高速・確実に探し出せるほか、スキャナで読み取って画像品質が劣化したQRコードであっても読み取れるなど、さまざまな印刷品質でも読み取り精度を保てるのが特長。

 対応する開発環境は、Visual Basic 6.0 SP6/2005 SP1/2008 SP1、Visual C# 2005 SP1/2008 SP1、Visual C++ 6.0 SP6/2005 SP1/2008 SP1の各32ビット版。同社では、2011年度末までに2万本の販売を目標としている。



(福浦 一広)

2009/9/14 13:30