Javaキャッシュの米Terracotta、Hibernateサポートを強化した最新版


 米Terracottaは9月14日(米国時間)、オープンソースJava拡張性プラットフォームの最新版「Terracotta 3.1」を発表した。プラグインのHibernate向け分散キャッシュ技術を統合。アプリケーションの性能を改善する。同社のWebサイトからダウンロードできる。

 TerracottaはJavaクラスタソフトウェアで、JVMレベルで拡張性と可用性を強化する。最新版は、Hibernate ORM(Object-Relational Mapping)向けの分散キャッシュ技術「Teracotta for Hibernate」を統合したのが最大の特徴。データベースの拡張性と性能を強化し、アプリケーションのキャパシティを最大10倍強化し、データベースの負荷を30~90%削減できるという。

 また、Hibernateを包括的に管理するダッシュボードによって、キャッシュ状態を把握し、ワークロードを効率化できる。

 同社が8月に買収したJavaキャッシュフレームワークのEhcacheも統合してJavaコンテナのサポートも拡大。「Apache Tomcat」「Oracle Weblogic」「Jetty」「JBoss」「Sun Glassfish」に対応する。



(Infostand)

2009/9/16 08:50