キヤノン、高い耐衝撃性を持つミニドーム型ネットワークカメラ


キヤノン ネットワークカメラ VB-C500VD

 キヤノン株式会社は9月24日、高い耐衝撃性を持つミニドーム型ネットワークカメラ「キヤノン ネットワークカメラ VB-C500VD」を発表した。10月上旬より販売を開始する。価格は12万8000円(税別)。

 VB-C500VDは、5月に発売された「VB-C500D」の姉妹機として開発されたネットワークカメラ。衝撃に強いポリカーボネイト樹脂とアルミ合金を外装に採用したほか、4つのバネを用いた独自の機構で衝撃を緩和できることから、破損する可能性を低減しているという。レンズは、水平画角82度の広角レンズを搭載し、設置の際に、使用環境にあわせて画角やフォーカスを調整可能。こうした特徴から、エレベーターホールやATMなど、いたずらされる危険性のある場所や、ボールが当たって破損する可能性のある体育館などでも使用可能としている。

 映像は、640×480ドットのJPEGとMPEG-4を、30fpsで同時に配信でき、F1.1~1.4の大口径レンズや高感度CCD、デジタル画像処理やデジタルナイトモードの搭載によって、0.2ルクスでのカラー撮影も可能になるなど、低照度での撮影にも対応する。また、映像上に日時、カメラ名などを表示できるオンスクリーン表示機能も搭載した。


(石井 一志)

2009/9/24 13:09