スケジュール画面をフルAjax化、SaaS型グループウェア「iQube」新版


 株式会社ソーシャルグループウェアは9月25日、SaaS型グループウェアの最新版「iQube 2.0.0」を発表した。

 iQubeは、スケジュール、設備予約、電話メモ、タスク管理、アンケート、社内ブログ、社内Wiki、ファイル共有、ソーシャルブックマークなどの機能を備えたSaaS型のグループウェア。最新版では、スケジュール画面をAjax化した。これにより画像の再読み込みを発生させず、スケジュール画面における月・週・日表示を画面遷移なしに行えるようになる。

 加えて、グループ管理も高速化を図った。従来、グループ単位でスケジュールを表示するとグループに所属するメンバー全員分が一度に表示。グループに100人も所属するような大企業では、ページの読み込み容量が多くなってしまい、スケジュールの登録などに多くの時間がかかってしまっていたという。そこで今回、グループメンバー単位のスケジュールを表示する際にオートページャー表示を採用。メンバー10人単位のみのページ読み込みを可能とし、さらにクリックすることなく画面スクロールだけで全メンバーのスケジュールをスムーズに表示できるようにした。

 また、Webアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」の最新版「同 2.3」を初搭載。これにより、従来のiQubeと比較して20%の処理スピードアップを実現した。Ruby on Railsは実アプリケーションの開発をより少ないコードで開発できるよう設計されているため、機能開発もよりスピーディに行えるという。


(川島 弘之)

2009/9/25 17:30