DWH構築に必要な製品とサービスを包括した「Teradata Accelerate」


 日本テラデータ株式会社は10月1日、データウェアハウス(DWH)導入に必要な製品とサービスを組み合わせたパッケージ「Teradata Accelerate」を発売した。DWHの導入から活用までを短期間で実現するという。

 Teradata Accelerateは、DWHの導入や活用に必要な製品やサービスを目的に応じ定型化して提供するもの。これにより導入コストを抑えるほか、導入期間を短縮してDWH利用効果の早期実現を図るという。

 ラインアップは、基本パッケージ「Teradata Accelerate for Platform(以下、for Platform)」、導入サービスを含む「Teradata Accelerate for Load and Go(以下、for Load and Go)」の2種類。

 for Platformは、サーバー・ストレージなどのTeradataハードウェア、データベースやBIツールを含むソフトウェア、および保守サービスなどを組み合わせ、主にDWH構築経験を持つ企業向けに提供するもの。一方のfor Load and Goは、for Platformにデータロードやテーブル作成などの構築サービスを加え、新規にDWHを導入する企業向けに提供するもの。いずれも金融、流通、通信、製造業を主な対象として、小規模なDWHを構築するのに最適としている。

 価格は、利用するTeradataプラットフォームや追加オプションにより変動。例として「Teradata Datamart Appliance 551」を利用した場合、for Platformが2450万円(税別)から、for Load and Goが2890万円(同)からとなる。




(川島 弘之)

2009/10/1 16:36