TSS LINK、未許可USBデバイスを使用禁止にするソフト新版


 株式会社ティエスエスリンク(TSS LINK)は10月5日、USBデバイス用セキュリティソフトの新版「セキュアポーター for USB Pro Ver.2.0」を発売した。

 同製品は、USBデバイスを一元管理して不正利用を防止する情報漏えい対策ソフト。管理者が未許可のUSBデバイスは利用できないようコントロールする。USBデバイスの利用履歴やファイルの操作履歴はログに記録され、万が一の時にはファイルトレースに利用可能。USBデバイスの自動実行をサーバー側で強制的に無効化できるため、USBメモリなどを経由して感染するウイルスに有効という。オプションでUSBデバイスにコピーしたファイルを自動で暗号化する機能にも対応する。

 新版では新機能として、利用者がパスワードを忘れて復号できない場合などに、管理者側で救済可能にする「レスキューツール」も搭載している。

 製品構成としては、サーバープログラムの「デバイス管理サーバー」「デバイス管理サーバーツール」、クライアントプログラムの「デバイス制御ツール」「デバイス情報取得ツール」「復号ツール」「レスキューツール」を含む。動作環境は、デバイス管理サーバーがWindows Server 2008/2003 SP2、CentOS 5.2、Ubuntu 8.04。デバイス制御ツール/デバイス情報取得ツール/復号ツールがWindows 7/Vista/XP。レスキューツールがWindows Vista/XP。

 価格は、基本パッケージが52万5000円、クライアントライセンスが4200円/PCから。保守費用は別途必要。




(川島 弘之)

2009/10/5 15:50