EMCジャパン、最大1.2PBまで拡張可能なメインフレーム向けディスクライブラリ
DLm120 |
DLm960 |
EMCジャパン株式会社は10月5日、メインフレーム向けディスクライブラリ「EMC Disk Library for Mainframe(以下、DLm)」の新製品「DLm120」「DLm960」を発表した。
DLmは、IBM System zメインフレームにFICON/ESCONで接続するテープや仮想テープシステムの置き換えとなるディスクライブラリ。仮想テープエンジン(VTE)と統合ネットワークストレージ「EMC Celerra」で構成される。新製品では、VTEを最大6台まで搭載可能となったことから、1システムあたり最大1.2PBまで拡張可能になっているのが特長。また、転送速度も最高1.2GB/秒に向上するなど、性能面での強化も行われている。
DLm120は、最小構成9.5TBからスタートできるエントリーモデル。VTEは1~2台、ホスト接続チャネル数は2~4、仮想テープドライブ数は最大512ドライブ、有効保存容量は9.5TB~47.5TB(非圧縮時)、転送速度は最大400MB/秒。価格は、3990万円から。
DLm960は、最大構成1.2PBまで拡張可能なハイエンドモデル。VTEは1~6台、ホスト接続チャネル数は2~12、仮想テープドライブ数は最大1536ドライブ、有効保存容量は28.5TB~1.2PB(非圧縮時)、転送速度は最大1.2GB/秒。
2009/10/5 17:32