キヤノンMJ、USB駆動するクラス最小・最軽量ドキュメントスキャナー
imageFORMURA DR-150 |
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は10月6日、クラス最小・最軽量のドキュメントスキャナー「imageFORMURA DR-150」を発表した。16日より販売開始する。
imageFORMURA DR-150は、幅280×奥行き95×高さ40mm、重さ約1kgというクラス最小・最軽量のコンパクトさを実現したドキュメントスキャナー。丸みを帯びた直方体のスタイリッシュな形状とブラックのカラーリングに鏡面仕上げを施した美しいデザインを採用し、机の引き出しに収納したり、手軽に持ち運んだりして使用できるという。
USBバスパワーによる電源駆動を実現。USBケーブルは最大2本まで接続可能で、1本ではカラー10枚/分、モノクロ12枚/分、2本あるいは1本+ACアダプタ(別売)を使用すれば、カラー10枚/分、モノクロ15枚/分で読み取ることができる。
また、新たに「プラグ&スキャン機能」を搭載。本体背面の「Auto Start」スイッチをONにすると、PCに接続した際に大容量記憶デバイスと認識され、本体内蔵の簡易版ソフト「CaputureOnTouch Lite」が起動。ドライバとアプリケーションがインストールされていないPCでもつなぐだけでスキャンが可能となる。もちろんドライバとアプリケーションは標準同梱され、インストールしたPCに「Auto Start」スイッチをOFFにしてつなげば、さまざまなアプリケーションとの連携が実現する。
スキャンを行う際は、本体のスタートボタンを押すだけの「ワンプッシュスキャン」を実現。初心者でも直感的に操作できるほか、両面・片面原稿やカラー・モノクロ原稿、名刺サイズからA4サイズの原稿まで、さまざまな画像処理機能で快適にスキャンできるという。
画像処理機能としては、原稿が斜めに読み取られても自動的に補正する「斜行補正」、用紙サイズを自動検知する「自動用紙サイズ検知」、カラー・白黒が混在した原稿のスキャンを可能にする「カラー白黒自動検知」、スキャン画像の文字の向きから原稿の上下左右を自動的にそろえる「文字向き検知」など豊富に搭載する。
本体内蔵のCaputureOnTouch Liteでは一部機能が制限されているが、同梱の「CaputureOnTouch」では、カラードロップアウト(RGB)、赤強調、文字強調、プリセット・ガンマカーブ、裏写り/地色除去、モアレ除去、エッジ強調なども可能だ。
このほか「やさしく家計簿エントリー」「やさしく名刺ファイリングエントリー3」も同梱。前者では、レシートを読み込んで支出入管理が可能。後者では名刺を読み込んでデータベース化が可能となる。
想定市場は、企業内個人使用、個人事業主、店舗窓口業務、大学研究室、家庭内など。価格はオープンで、3万台/年の国内販売を計画する。
オープン時 | USBバスパワーで駆動 | ワンプッシュスキャンを実現 |
2009/10/6 13:00