印刷のコスト削減・セキュリティ強化を図る「PrintOne」新版


 株式会社インフィニテックは10月6日、印刷におけるコスト削減・セキュリティ強化・エコ対策を支援する「PrintOne V4」を発表した。

 PrintOneは、印刷コストの削減が行えるソフト製品。「重複印刷禁止」「ユーザーごとの印刷枚数制限」「印刷枚数やコストの上位者リスト表示」「Microsoft OfficeファイルやPDFのまとめ印刷」などにより、印刷コストの低減やエコ対策が行える。「ヘッダ・フッタ強制印刷」「出力ログ自動採取」「個人認証印刷」「特定文章印刷禁止」などのセキュリティ機能により、情報漏えいのリスクを低減することも可能。

 新版では、管理者による「グレースケール一括設定」「インク・トナー使用量の上限値の一括設定」「オリジナルPDFWriter」など、より効果的なコスト削減機能を搭載。セキュリティ面でも、ユーザーがポリシーに反する印刷行為を行った際の管理者へのメール通知や、印刷内容にあらかじめ設定したキーワードが含まれていた場合の印刷制御などを追加し、情報漏えいリスクのさらなる低減が可能となった。

 PrintOneにより、25%のコスト削減を図った事例もあるという。製品紹介サイトでは、総務部と情報システム部別にメリットを紹介するとともに、印刷単価や印刷枚数を登録することで、年間どれくらいのコスト削減可能かをシミュレーションするツールも提供している。




(川島 弘之)

2009/10/6 12:00