バッファロー、転送速度を約1.5倍に高速化したiSCSIストレージ6製品


TS-IXL/R5シリーズ

 株式会社バッファローは10月7日、iSCSI対応ストレージ「TeraStation IS」のラインアップに、ボックス型の「TS-IXL/R5シリーズ」と、1Uラックマウント型の「TS-RIXL/R5シリーズ」を追加すると発表した。従来モデルと比べて、約1.5倍となる94MB/秒の高速転送を実現しているのが特徴。10月中旬より順次出荷を開始する予定で、価格は16万円(税別)から。

 TS-IXL/R5、TS-RIXL/R5の両シリーズは、RAID 0/1/5/10に対応したiSCSIストレージ。4台搭載するHDDは、メンテナンス性を考慮して前面からの交換が可能なほか、ホットスワップにも対応する。また、専用電源や選別済みHDD、大風量/高信頼ファンといった高信頼ハードウェアを採用。ソフトウェア面でも、HDDの不良セクタを自動修復するRAIDメンテナンス機能、障害通知機能などによって信頼性の確保を図った。

 ラインアップは、ボックス型のTS-IXL/R5シリーズでは2TBと4TBの両モデルを、ラックマウント型のTS-RIXL/R5シリーズでは2/4/6/8TBの4モデルを用意しており、必要な容量にあわせて最適なモデルを選択できる。価格は、TS-IXL/R5シリーズの2TBモデルが16万円(税別)、4TBモデルが29万円(同)。TS-RIXL/R5シリーズは、2TBモデルが20万円(同)、4TBモデルが33万円(同)、6TBモデルが43万円(同)、8TBモデルが58万円(同)。なお、TS-RIXL/R5シリーズの8TBモデルのみ受注生産で、それ以外のモデルは10月中旬の出荷開始を予定している。




(石井 一志)

2009/10/7 15:44