大塚商会、ケータイを利用した認証サービス「Secure Callパンデミック版」


 株式会社大塚商会は10月7日、携帯電話を利用したASP/SaaS型認証サービス「Secure Callパンデミック版」を発表した。8日より提供開始する。

 Secure Callパンデミック版は、新型インフルエンザや地震などの災害発生時に、社内システムへのリモートアクセスが即日利用できるASP/SaaS型認証サービス。あらかじめ登録された携帯番号に対し、社内システムへのアクセスを許可するため、安全な接続を実現するという。

 サードネットワークスが提供する、携帯電話番号を認証キーとした本人認証サービスを基に、必要な時に必要な人数分提供するサービスとして開発。これにより、発生時期・期間・規模が予測不能なパンデミックや災害に対して、自社システム構築や運用管理の人員配置などをせずに済むため、低コスト化が図れるという。

 価格は、登録維持費がユーザー数を問わず1万8500円(税別)/月、災害時などの利用料が100ユーザーまでで23万7000円(同)/月。大塚商会では、初年度1万5000ID、1億円の売り上げをめざす。


(川島 弘之)

2009/10/7 16:25