Office 2010で新入手方法を導入-プロダクトキー・カードでアップグレード可能に


 米Microsoftは10月8日(米国時間)、Microsoft Officeの次期バージョン「Office 2010」で新しい入手方法を導入すると発表した。PCにプリインストールされた機能制限版「Office Starter 2010」から「プロダクトキー・カード」を購入してアップグレードできるようにする。

 「Office Starter 2010」は、広告付きの機能制限版Office。単体販売は行わず、新規販売されたPCにプリインストールする。基本機能に絞ったオフィススイート「Microsoft Works」に代わる製品で、「Office Word Starter 2010」と「Office Excel Starter 2010」で構成される。

 Office Starterを持っているユーザーは、小売店からプロダクトキー・カードを購入することで、フルバージョンのOffice 2010を利用できるようになる。DVDメディアはなく、Office 2010体験をユーザーに簡単に届けることができるという。Office 2010は2010年前半にリリースの予定。



(Infostand)

2009/10/9 09:09