大塚商会、公開サイトのぜい弱性を診断する「FMS Web脆弱性診断サービス」


 株式会社大塚商会は10月8日、Webアプリケーションを利用している公開サイトのぜい弱性を診断する「FMS Web脆弱性診断サービス」を発表した。10月13日より提供を開始する。

 FMS Web脆弱性診断サービスは、動的なWebコンテンツを持つサイトに対して、セキュリティ上の弱点がないかどうかを、同社の専門エンジニアが診断するサービス。月1回の簡易診断のほか、年1回の定期診断が行われ、ぜい弱性が検出された場合、精査した上で対策例や技術情報などの対策方法を記載した診断結果報告書が電子データで提供される。

 診断項目数により、クロスサイトスクリプティング検査、SQLインジェクション検査など4つの診断を行う「エコノミー」、クロスサイトスクリプティング検査、SQLインジェクション検査など6つの診断を行う「スタンダード」、クロスサイトスクリプティング検査、SQLインジェクション検査、セッション検査など22の診断を行う「プレミアム」の3タイプを用意。

 価格は、基本診断作業(1URL)がエコノミーで月額が6500円(税別)、スタンダードで月額1万2000円(税別)、プレミアムで月額2万円(税別)。このほか、オンサイトで詳細な内容説明と質疑応答を行う報告会オプションが、1回5万円(税別)。



(福浦 一広)

2009/10/9 12:15