BSPとクオリティが提携、ログ管理ツールとIT資産管理ツールを連携


 株式会社ビーエスピー(以下、BSP)とクオリティ株式会社は10月15日、セキュリティ分野で協業すると発表した。BSPのログ管理ツール「Loganizer」とクオリティのIT資産管理ツール「QND Plus」を連携させ、証跡管理・リスク管理の分野で共同ソリューションを提供するという。

 Loganizerは、ネットワーク機器やデータベース、Webサーバーなど、システムのログデータを収集・活用するための統合ログ管理ツール。一方、QND Plusは、社内にあるクライアントPCの現状把握から台帳作成、ソフトウェアの自動インストール、脆弱性監査までを広くカバーするIT資産管理ツールである。

 今回の製品連携では、各サーバーやPCに散在するログをLoganizerに一元管理させ、さまざまな事象の影響範囲を調査できるようにする。また、QND Plusが管理しているPC情報(PC名)と、Loganizerのサーバーログをマッチングさせることで、ユーザーを特定した詳細分析、登録PCのインベントリ情報をもとにしたPCのアクセス状況の把握などが容易になるとしている。


(石井 一志)

2009/10/15 18:16