キヤノンソフトとISID、Visual BasicのWeb化マイグレーションソリューション


 キヤノンソフトウェア株式会社(以下、キヤノンソフト)と株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は10月16日、Visual Basic(VB)のWeb化マイグレーション分野で協業すると発表した。両社のツールを組み合わせ、企業のVB資産を活用しながら、Web化による開発生産性向上が図れるソリューションを提供するという。

 両社が提供するソリューションは、VBで開発されたアプリケーション画面をAdobe AIR/Flexへ変換するISIDの「Coraleef」と、キヤノンソフトのビジュアル開発ツール「Web Performer」を組み合わせたもの。画面定義についてはCoraleefを、データ処理などのロジック変換についてはWeb Performerを利用することで、VBからAIR/Flexへの移行を効率よく行えるようにする。

 価格は、Web PerformerのSE版が280万円(税別)から、開発クライアントが20万円(同)から、Flexオプションが80万円(同)から。またCoraleefについては、100画面まで50万円(同)/年から。なお、Web PerformerとCoraleefを用いたWeb化マイグレーションは、キヤノンソフトが一括して提供するとしている。




(石井 一志)

2009/10/16 12:23