米Microsoftが「Windows 7」発売、オンラインショップもリニューアル


 米Microsoftは10月22日(米国時間)、最新OS「Windows 7」を発売した。これに合わせ、初の直営店をアリゾナ州にオープンしたほか、オンラインショップ「Microsoft Store」もリニューアルした。

 Windows 7は、Windows Vistaの発売以来、3年ぶりのアップデート。タッチ機能の「Windows Touch」や改善されたタスクバー、共有機能「HomeGroup」、カメラや携帯電話との同期化「Windows 7 Device Stage」などの新機能により、PC利用をシンプルにできるとしている。

 米ニューヨークのローンチイベントで、MicrosoftのCEO、Steve Ballmer氏は「パートナーとともに、選択肢、柔軟性、価値を提供する」と述べた。

 また同日、オンラインストアのMicrosoft Storeをリニューアルして、Windows 7の販売を開始した。同ストアではこれまでMicrosoft製品のみを扱っていたが、リニューアルに合わせて、PC、サードパーティのWindow向けソフトウェアなども取り扱いを開始した。

 PCは、米Dell、ソニー、中国Lenovoなど主要メーカーのデスクトップ、ノート、ネットブックが並んでいるほか、プリンタなどの周辺機器もある。ソフトウェアは、米Adobe Systemsの「Photoshop」、米Symantec「Norton 360 3.0」などがある。

 またMicrosoftは、アリゾナ州スコッツデールに初の直営小売店をオープンした。10月29日には、カリフォルニア州に2店目をオープンする予定。



(Infostand)

2009/10/23 08:55