セキュアヴェイルとエアー、データベースを含めた統合ログ管理分野で協業


 株式会社セキュアヴェイルと株式会社エアーは10月22日、エアーが販売するデータベース監視製品「Guardium SQL Guard」と、セキュアヴェイルの統合ログ管理システム「LogStare Tetra」の両製品を連携可能にしたと発表した。

 Guardium SQL Guardは、米Guardiumが開発した、データベースへのアクセスを監視・記録するセキュリティアプライアンス。一方のLogStare Tetraは、ログを容易に監視・分析するためのシステム。今回は、LogStare Tetraが持つ「ユニバーサルログパーサ」機能を活用し、基幹システムのデータベースログをGuardiumから取得するようにした。

 これによって、データベースのログ監査のみならず、各種ログを一元化し、システム全体のログ監査・分析・レポートを行える統合ログ管理を実現する。また、Guardiumが持つリアルタイムでのデータベースアクセス遮断、アラートといった機能により、アクセス制御を加えたデータベース監視・監査が可能になり、データベースからの情報漏えいを防止できるとのこと。

 両社では、企業の情報セキュリティならびにコンプライアンス強化に向け、一元的な統合ログ管理を、両社製品の連携によって推進するとしている。


(石井 一志)

2009/10/23 18:07