パラゴン、ウィザード形式で物理環境を仮想環境に移行するツール


Paragon Virtualization Manager 10.0 Server
ウィザードを使って手軽に変換できる

 パラゴンソフトウェア株式会社は10月28日、物理環境を仮想環境に移行する「Paragon Virtualization Manager 10.0 Server(以下、PVM10Server)」「Paragon Virtualization Manager 10.0 Professional(以下、PVM10Pro)」を発表した。同日より販売を開始する。

 PVMは、物理環境を仮想環境に移行するための製品。ウィザード形式で手軽に物理環境を仮想環境に移行できるのが特長。仮想環境移行時に、仮想ハードディスクの接続形式を設定したり、容量の変更なども行える。物理環境を仮想環境に移行できるほか、同社のバックアップ製品で作成したイメージを仮想環境で利用できる形式に変換することが可能。対応する仮想化ソフトは、VMware Workstation、VMware ESX、Virtual PC、Virtual Server、Hyper-V。

 対応OSは、PVM10Serverが、Windows Server 2003(x86/x64)/2008(x86/x64)、Windows XP(x86/x64)/Vista(x86/x64)/7(x86/x64)。PVM10Proが、Windows XP(x86/x64)/Vista(x86/x64)/7(x86/x64)。

 シングルライセンス版の価格は、PVM10Serverが5万円(税別)、PVM10Proが1万2000円(税別)。ボリュームライセンスも用意されており、PVM10Serverのボリュームライセンスは、2~9ライセンス購入時で1ライセンスあたり3万7500円(税別)、10~24ライセンス購入時で1ライセンスあたり3万7500円(税別)、25~49ライセンス購入時で1ライセンスあたり3万2500円(税別)、50ライセンス以上の場合は1ライセンスあたり2万9000円(税別)。PVM10Proのボリュームライセンスは、10~24ライセンス購入時で1ライセンスあたり9000円(税別)、25~49ライセンス購入時で1ライセンスあたり8200円(税別)、50ライセンス以上の場合は1ライセンスあたり7400円(税別)。



(福浦 一広)

2009/10/28 11:00