ヴイエムウェア、Windows 7をサポートした「VMware Workstation 7」

仮想マシン上でESXiやvSphere 4の動作もサポート

VMware Workstation 7

 ヴイエムウェア株式会社は10月28日、デスクトップPC向け仮想化ソフトの最新版「VMware Workstation 7」日本語版を発表した。同日より出荷を開始する。

 VMware Workstationは、IT管理者や開発者、テスト担当者などを対象としたデスクトップPC向けの仮想化ソフト。最大4個の仮想プロセッサ、最大32GBの仮想メモリを持つ仮想マシンを作成できる。ゲストOS・ホストOSともに32ビットと64ビットに対応。最新版では、ゲストOSとホストOSでWindows 7をサポート。仮想マシン内でのWindows Aero、DirectX 9.0c Shader Model 3、OpenGL 2.1をサポートするなど、3Dグラフィックスにも対応している。

 開発者向けの機能としては、仮想マシン上で、VMware vSphere 4やESXiなどのサーバー仮想化ソフトの動作をサポート。試用・テスト・トレーニング・デモなどで利用できるとしている。また、SpringSource Tools SuiteやEclipse IDE for C/C++向けの新しいIDE連携機能を用意。これにより、ソフトウェアの開発、テストの効率化を実現するとしている。


仮想マシン内でのWindows Aeroをサポート仮想マシン上でVMware vSphere 4を動作することも可能



(福浦 一広)

2009/10/28 11:47