MS、11月の月例パッチは“緊急”3件を含む計6件
マイクロソフト株式会社は11月6日、11日に予定している月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の事前情報を公表した。今回は、計6件の修正パッチを予定している。脆弱性の最大深刻度は、4段階で最も高い“緊急”が3件、2番目に高い“重要”が3件。
最大深刻度が“緊急”の修正パッチ3件は、いずれもWindows関連の脆弱性を修正する。影響を受けるソフトウェアは修正パッチにより異なり、1)Windows VistaおよびWindows Server 2008、2)Windows 2000のみ、3)Windows Vista/XP/2000およびWindows Server 2008――という3種類の修正パッチが公開される。
最大深刻度が“重要”の修正パッチ3件は、Windows関連、Word関連、Excel関連の脆弱性を修正する。影響を受けるソフトウェアはそれぞれ、Windows XP/2000およびWindows Server 2008/2003、Word 2003/2002、Excel 2007/2003/2002など。また、WordおよびExcel関連の脆弱性は、無料の閲覧ソフト(Word Viewer、Excel Viewer)や、Mac版Office(Office 2008/2004 for Mac)にも影響がある。
2009/11/6 12:21