誤送信対策機能を備えたスパム対策製品「Spam Watcher A500」


 ダウジャパン株式会社は11月20日、メールセキュリティアプライアンス新製品「Terrace Spam Watcher A500」の販売を開始した。

 Terrace Spam Watcherは、独自開発されたメモリ上でキューイング処理するMTA技術を基にした製品。RPD技術によるスパム検知に加え、データベースによる検知機能や学習機能を搭載する。ブリッジモードに対応するため、MXレコードを書き換えることなく容易に導入できるほか、日々のチューニングも不要なのが特徴としている。

 新製品では、ハードウェアスペックを向上。4GBメモリ、300GBの隔離所容量を備え、650万通/日の最大処理容量、1万アカウントの想定ユーザー数に対応した。ハードウェア障害時にもメール転送できるバイパスカードも備える。一方、ソフトウェアでもバージョンアップを図り、「添付ファイルの暗号」「パスワード設定の自動化」「送信遅延」などの誤送信対策機能を追加している。

 そのほか、2バイト文字の日本語スパム処理に完全対応した。

 価格は400万円から。




(川島 弘之)

2009/11/20 14:33