ビジネス向けSNSの米LinkedIn、開発者向けにプラットフォームを公開
米LinkedInは11月23日(米国時間)、開発者プラットフォーム「LinkedIn Platform」を公開した。開発者はLinkedInのプロフィールを自社アプリケーションに統合できる。開発者向けWebサイト「LinkedIn Developer Network」でAPIなどツールを提供する。
開発者はLinkedIn Developer Networkに登録して、RESTベースのAPI「LinkedIn API」やウィジェット「LinkedIn Widgets」などのツールを利用できる。登録や利用は無料で、アプリケーションやWebサイトにLinkedInのプロフィールを統合したり、LinkedInの機能を追加できる。
LinkedIn Platformは、サードパーティのアプリケーションにアカウント情報への安全なアクセスを提供する標準プロトコル「OAuth」に対応しており、ユーザーがログオンして安全にプロフィール情報やネットワークコンテンツにアクセスできるプログラムを構築できるという。米Microsoftが「Microsoft Office 2010」で利用するほか、「Twitter」アプリケーションの「TweetDeck」も採用を決定しているという。
LinkedInのプラットフォーム公開は、SNS大手の米Facebookにならうものとなる。LinkedInはビジネス向けのSNSで、会員数は現在5200万人を数えるという。
2009/11/25 09:00