モバイルWebトラフィック「iPhone」「iPod touch」が人気、「Android」も拡大


 米Google傘下のモバイル広告事業者米AdMobは11月23日(米国時間)、2009年10月度のモバイル広告調査を発表した。スマートフォンからのWebトラフィックでは米Appleの「iPhone」が50%を占めたほか、米Googleの「Android」もシェアを伸ばして11%になった。

 AdMobは、バナー、テキストリンクなどの形式で携帯端末向けに広告を提供している。レポートは、同社が広告を配信した端末とオペレータ情報のデータを基に作成した。

 スマートフォンは全トラフィックの44.4%を占め、スマートフォンOS別にみると、「iPhone OS」が50%で首位。以下「Symbian OS」(25%)、Android(11%)、「RIM OS」(7%)、「Windows Mobile」(3%)の順。端末機種別でもiPhoneは22.4%で最多、「iPod touch」が9.8%で2位になるなど、Apple人気が衰えていないことを裏付けた。3位のAndroid端末は登場から1周年を迎え、米Motorolaの「Droid」など機種が増加している。

 地理的には、米国が48.9%を占めるが、インド(5.9%)、英国(4.1%)、インドネシア(3.9%)、カナダ(2.4%)など約70カ国から広告へのリクエストがあった。



(Infostand)

2009/11/26 08:30