米Microsoft、米NComputingと提携してマルチユーザーコンピューティングを提供
米Microsoftは11月25日(米国時間)、シンクライアント技術のNComputingと提携し、教育機関向けにマルチユーザーコンピューティングを提供すると発表した。NComputingは「Windows Server」を利用してソリューションを開発する。
NComputingは仮想化ソフトウェア「vSpace」を利用したシンクライアントソリューションのベンダー。リソース共有によってキャパシティを効率よく使えるため、複数のユーザーが安価にコンピュータ環境にアクセスできるという。
提携は、学校など教育機関をターゲットとしたもので、NComputerはMicrosoftの次期「Windows MultiPoint Server 2010」など、現行と次期「Windows Server」技術を活用する次世代のシンクライアントソリューションを開発する。
これによって、教育機関はより多くの学生に正規のWindows環境を安価に提供できるという。また専用のITリソースがなくてもITインフラを管理できる点も特徴としている。
2009/11/27 09:00