米Microsoft、「Windows Azure」で「Ruby on Rails」に対応


 米Microsoftは、クラウドOS「Windows Azure」をWeb開発フレームワーク「Ruby on Rails」に対応させた。最新のSDKによって、Azure上でRuby on Railsを利用してアプリケーションを開発・実行できるようになったという。Azure担当エンジニアのSimon Davies氏が11月25日(米国時間)に自身のブログで報告した。

 Davies氏によると、11月に公開したWindows Azure SDKでは、「Worker Role」がHTTP/HTTPS/TCP経由で外部と内部のエンドポイントからネットワークトラフィックを受信可能となる。これに相互運用性のための機能パック「Azure Solution Accelerator」をあわせて利用することで、Azure上でRUby on Railsを動かせるとしている。

 Microsoftはすでに、「MySQL」「Mediawiki」「Memcached」「Tomcat」などのオープンソース技術にWindows Azureで対応している。Davies氏によると、顧客やパートナー企業からRuby on Rails対応の要求が多く寄せられていたという。



(Infostand)

2009/12/3 09:00