日本HP、暗号化機能を備えたDAT320ドライブ－SAS・USB接続の各モデルを用意

　日本ヒューレット・パッカード株式会社（日本HP）は12月8日、第7世代のDDS技術を採用したDATドライブ「HP StorageWorks DAT 320」を販売開始すると発表した。価格は11万3400円からで、12月下旬の出荷開始を予定する。

　DAT 320は、中小規模環境向けのバックアップに適したDATドライブ。第7世代のDDS技術「DAT320」を採用しており、テープ1巻あたり160GB（非圧縮時）の容量をバックアップできる。最大転送速度は43.2Gbps（非圧縮時）と高速で、下位規格「DAT160」メディアとの、リード・ライトの互換性も備えているという。また、従来はLTOシリーズなどの上位製品に採用されていた暗号化機能を初めて搭載し、企業のデータをより確実に保護できるようになったとのこと。

　ラインアップとしては、USB接続、SAS接続についてそれぞれ内蔵型、外付け型が用意される。価格は、USB接続の内蔵型が11万3400円、外付け型が13万4400円。SAS接続の内蔵型が12万3900円、外付け型が14万4900円。テープメディアは、1巻あたり5880円。またこのほか、USB接続のドライブを搭載した「HP StorageWorks 1U USBラックマウントキット」も用意されており、こちらは14万4900円となっている。