デル、超小型法人向けデスクトップPC「OptiPlex 780 USFF」など


 デル株式会社は12月11日、法人向けデスクトップPC「Dell OptiPlex 780 USFF(Ultra Small Form Factor)」「Dell OptiPlex 380」を発表した。前者は電源内蔵型としては世界最小クラスとなる小型PCで、後者はコストパフォーマンスに優れた製品という。価格はそれぞれ、7万6737円から、7万6097円から。いずれも、同日より販売を開始する。

【12/15 訂正】
初出時、Webサイトの価格を参考に、Dell OptiPlex 780 USFFの価格を6万9980円からとしておりましたが、デルより訂正の発表がありましたので、価格を正しい価格に変更いたしました。

Dell OptiPlex 780 USFFDell OptiPlex 380

 OptiPlex 780 USFFは、スペースの限られた場所へ配置可能な小型デスクトップPC。CPUはシングルコアのCeleron、ないしはデュアルコアのCeleronやPentium、Core 2 Duoを搭載可能で、チップセットにはインテルQ45 Expressを採用。メモリはDDR3を最大4GB、ディスクドライブは最大320GBの2.5型HDDや最大128GBのSSD、160GBの暗号化HDDなどを搭載できる。

 OSはWindows 7以外にVista/XPをサポート。15カ月の長期ライフサイクルを設けるとともに、機種変更時のイメージ変更を最小化し、生産性を落とさずに後継機種への移行を行える仕組みも採用した。

 例として、Celeron 450(2.20GHz)、Windows 7 Professional、1GBメモリ、160GB HDD、DVD-ROM、3年翌営業日対応オンサイト保守といった構成で、直販価格7万6737円から。

 一方のOptiPlex 380は、生産性、安定性とコストパフォーマンスを両立させたという企業向けデスクトップPC。導入時のコスト削減と生産性に優れたソリューションを求める企業や、新興国の顧客などに向けて設計がされているとのことで、安定したプラットフォームとシステム管理ツール、セキュリティオプションを備えている。筐体は、ミニタワー、デスクトップ、SFF(Small Form Factor)の3タイプを用意した。

 CPUはシングルコアのCeleron、ないしはデュアルコアのCeleronやPentium、Core 2 Duo、クアッドコアのCore 2 Quadを搭載可能。チップセットはインテルG41 Expressチップセット+ICH7を採用する。

 例として、ミニタワー筐体、Celeron 450、Windows Vista Home Basic、1GBメモリ、3.5型160GB HDD、DVD-ROM、3年翌営業日対応オンサイト保守といった構成で、直販価格7万6097円から。


(石井 一志)

2009/12/11 18:45