日立ビジネス、中小企業でも導入できる物品管理支援システム「レンタルマイスター」
日立ビジネスソリューション株式会社(日立ビジネス)は12月16日、企業内の物品貸出管理業務の効率化をサポートする「レンタルマイスター」「レンタルマイスターエンタープライズ」を発表した。2010年1月12日より出荷を開始する。
今回発表されたレンタルマイスターは、無線ICチップやバーコードなどを用いて、物品の貸出・返却管理業務を支援するもの。管理対象の物品に無線ICチップやバーコードを張り付け、IDと物品情報をデータベースに登録。貸出・返却時にリーダーで読み取ることで、物品管理が行える。貸出状況の照会機能も用意されているので、利用者から物品の貸出状況を手軽に確認できる。また、価格を低くすることで、中小企業利用でも利用しやすくしているのも特長。
レンタルマイスターエンタープライズは、レンタルマイスターの機能に加えて、無断持ち出し防止機能や一括棚卸し、物品検索といった機能をサポートしたもの。物品の一括読み取り機能などをサポートしており、棚卸し業務の大幅な効率アップが図れるのが特長。また、防犯用磁気テープなどを併用した重要物品の無断持ち出し検知といった機能が用意されている。
価格は、レンタルマイスターが31万5000円、レンタルマイスターエンタープライズが367万5000円。このほか、バーコードリーダーなどの機器が別途必要。同社では、今後1年間で1億5000万円の販売を目標としている。
2009/12/16 13:00