コアとソフトクリエイト、IT資産管理と検疫ネットワークの連携ソリューション


 株式会社コアと株式会社ソフトクリエイトは1月7日、両社製品を連携させたセキュリティソリューションを共同で提供すると発表した。

 この協業で連携するのは、コアのIT資産統合管理ソリューション「コアITAM」と、ソフトクリエイトの不正PC検知・排除システム「L2Blocker」。前者はPCのインベントリ情報収集、セキュリティポリシー管理、構成管理、IT資産管理などの機能を提供するソリューションで、後者は不正PCのネットワーク接続を検知し、排除する検疫ネットワークシステムである。

 両製品が連携することにより、「コアITAM」のIT資産管理機能で把握していない未登録PCを「L2Blocker」が検知した場合には、通常のネットワークから即座にブロックする仕組みを導入可能。適切に管理されているPC以外をネットワークから排除できるため、情報漏えい、ワーム感染などの危険性を減らせるという。

 コアとソフトクリエイトでは、この連携ソリューションを、両社の代理店を通じて相互に販売するとともに、マーケティング活動も展開し、新たな事業機会の開拓と拡大を目指すとしている。

連携ソリューションの概要





(石井 一志)

2010/1/7 15:40