米VMware、SMB向け仮想化導入サービス「VMware Go」正式版の提供開始
米VMwareは1月13日(米国時間)、仮想化技術の導入を支援するWebベースの無償サービス「VMware Go」の提供を開始した。SMBをターゲットとしたサービスで、仮想化導入に関連したリスクやコストを削減できるという。
VMware Goは、VMwareのハイパーバイザー「VMware ESXi」のインストール・設定を自動化するWebベースのサービス。2009年8月にベータ版が発表されており、今回一般提供を開始する。
SMB向けに開発されており、容易さと効率が特徴。1)ESXiの初期設定、2)仮想マシンの作成、3)ESXiサーバーと仮想マシンの管理、の3ステップで仮想化を導入・運用できるという。ウィザード式を基本に、ハードウェア互換性チェックなどの必要なプロセスが自動化されている。管理では、中央の管理コンソールから基本的な性能やリソース利用状況を把握し、仮想マシンのアップデートなどもできる。
VMware Go、VMware ESXiはともに無料。SMBはコストをかけることなくサーバー使用率の改善、電力コストの削減、データセンター管理の中央化などのメリットが得られるという。
2010/1/15 09:00