Lotus Notes文書へのアクセス履歴を取得する「Auge AccessWatcher」新版


 オージェテクノロジー株式会社は1月15日、Lotus Notes文書へのアクセス履歴を取得する「Auge AccessWatcher for Lotus Notes」の新版「同 v2.0」を発表した。

 同製品は、日本IBMのグループウェア「Lotus Notes/Domino」の詳細なアクセスログを取得する製品。同グループウェアの標準機能では取得できない、Lotus Dominoサーバーに対するNotesクライアント/Webクライアントからのユーザー操作を文書単位のログとして取得し、CSVファイルにリアルタイムに出力できる。

 新版では、添付ファイルに対するログ出力に対応。Notes文書に添付されている各種ファイルがクライアント上で開かれたり、ダウンロードされるときにリアルタイムにログが出力される。これにより、Dominoサーバー上で管理するさまざまなファイルについて、いつ・誰が利用したかを把握することが可能になる。

 このほか、管理・運用の軽減、Lotus Domino新版への対応、ログ管理・検索・レポート環境を一元提供する協業製品の拡充なども図った。

 価格は、Windows版が50万円/Dominoサーバーから。1月18日より順次出荷を開始し、1月末にはAIX版の出荷も予定する。オージェテクノロジーでは、2010年度中に国内ユーザー200ライセンスの出荷を見込む。


(川島 弘之)

2010/1/15 16:10